皆様こんにちは、LCブックコンシェルジュの古賀です♪
突然ですが、なんだか漠然と「愛されたいなー」と思う時は無いでしょうか。
古賀はあります!特に夜ベッドで体育座りをしながら一人適当な番組を眺めているときなどは、なんだか世界でひとりぼっちというわけではないのですが、無性に存在を肯定されたい、ひたすらひたむきに愛情を注がれたい!
なんて思ってしまうのです…
(いえ、古賀はとっても素敵な人々に囲まれた幸せ者ですよ!でもそれとこれとは別なのです)
そんなときにオススメしたいのが、ベツコミで連載されている和泉かねよし先生の『女王の花』です。
中華風ファンタジーなので手に取る人を選ぶかもしれませんが、是非ここはそんなこと考えずに読んでみていただきたい!
主人公は「亜」という国の第一皇女・亜姫(あき)。しかし母親の立場が弱く、王宮内は大国「土」からきた妃に牛耳られている所為で常にお腹をすかせているほど冷遇されています。
そんなある日、亜姫は金の髪と空色の眼をもつ奴隷(胡人)薄星に出会います。
犬やケダモノのようだと蔑まれ迫害されてきた薄星の髪色を、亜姫が「天の色」だと呼び土妃からかばったことで、薄星は亜姫を主と定め付き従うようになりました。
そして二人は孤独を埋めあうかのように支えあいながら成長していくのです。
14歳になった亜姫は、いい出会いがあったこともあり、とても賢く美しく優秀に成長。
しかしその所為で王と土妃の不興を買い、母を毒殺され、隣国「黄」に人質として送られることになってしまいます。
そんな辛い境遇の中、彼女の手の中に常に唯一あったのが、薄星という存在でした。
薄星は身分違いの従者でありながらも、常に亜姫に隠しきれない熱い恋情と、忠誠を抱えています。
「それでもこの手の中には俺がいます。あんたの手から天運も国も親すらもこぼれ落ちても、俺が残ります。命が果てるその時までおれだけはあんたの手の中に」
「俺…強くなりたい!姫様がもう強がらなくていいように」
『嫌われ者どころかあんたは皆に愛されてますよ。だけど俺は俺だけしかいないあんたでいてほしいから教えない』
薄星の台詞はどれも亜姫への愛情に溢れていて、こんな風に思われたい!と感じるものばかり。
身分違いを知りながらもうっかり押し倒しちゃったり、抱きしめちゃったりタガがゆるい部分もありますが、それも愛の強さゆえと思えばマイナスには感じません。
そして何よりも金髪碧眼で長身で剣の腕も立つイケメン…というのが完璧です!
私も薄星がほしい!…もう一度言います、「薄星が欲しい」!
絶対的な唯一無二の愛情をたっぷり注がれて幸福な気分に浸りたい時は、みなさんも是非『女王の花』を読んでみてくださいね!
LCブックコンシェルジュの古賀咲楽(こがさくら)です!
休みの日は岩盤浴やSPAで汗を流すのがお気に入りの過ごし方♪岩盤浴入り放題で、最長9時間いたことも…!独り身だからこそ気兼ねなくじっくり楽しめる趣味ですね!