こんばんは!生八つ橋大好き松タケ子です!八つ橋って焼いた途端ただのお菓子になってしまうけど、やっぱり生は格別ですよね。
さて今宵ご紹介いたします作品は「有頂天家族!」主人公はなんと、タヌキです!!
「タヌキに感情移入なんかできるかー!」と思ったあなた…ちょっと損しますよ!!
この作品の原作は、京都の街を描かせたら右に出るものはいない森見登美彦氏の小説。
何をかくそう、タケ子は氏の大ファンであります!!
舞台やアニメ化もされていますが、原作ファンとしては小説の次に、漫画をお勧めいたします。
主人公はタヌキの名家に生まれた四兄弟の三男「矢三郎」。
父は京都のタヌキ界の主柱であり、天狗からも一目置かれる偉大なタヌキ。
四兄弟たちはそんな偉大な父からひとつずつ性格を引き継いだ。
長男は「責任感」だけを。次男は「のんきさ」、主人公は「阿呆さ」、四男は「純粋さ」だけを受け継いでいる。
ある日、偉大な父が不慮の事故で死んでしまう。
謎の人間組織「金曜倶楽部」によってタヌキ鍋にされてしまったのだ。
その日から、長男は偉大な父のプレッシャーと戦い、家長としてますます己に厳しくなった。
次男はタヌキであることをやめてしまい、井戸の中の蛙になってしまった。
主人公の矢三郎はそんな中、阿呆の血のまま、狗と戯れたり、父を食べた人間の女に惚れたりしながら、兄弟の絆や一族の誇りを取り戻そうと奔走することに!
さぁ、このタヌキたちの運命やいかに!!
ここまで読んで「え?!本当に面白いですかそれ?!」と思ったあなた…悪いことは言わないから一度読んでみなさい。
そして一度読んだら4巻まで読みなさい。設定はヘンテコでも、立場(種族?)を越えられない恋に少し切なくなり、不完全な兄弟たちがお互いを助け合う様にほろりと泣けて、巻き起こる騒動にクスリと笑って大忙しです!
これがジャパニーズファンタジー!ぜひ今夜読んでください!
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