最初、タイトルを見ただけでは時代ものとは気づかなかったのですが、作品のあらすじを見たときに『源氏物語』を題材にしたものだと知って、絶対読みたい!と思って即ポチっとダウンロードしました。
源氏物語の甘美な世界が大好きなので、どのようなストーリーになっているのか、とっても気になりました。
水原光琉は小説家の叔父の影響で平安時代の文学好き。
あるとき、叔父の新作を読んでいると突然異空間に放り出され、源氏物語の世界に迷い込みます。
そこにいたのは光源氏に寵愛された紫の上。
なんと光琉は光源氏とうり二つだったことから、しばらく入れ替わって過ごすことになってしまいます。
エッチな要素はあまり高くないように感じましたが、着ている服が十二単だったりするので、雰囲気自体が淫靡な感じがしました。
江戸時代や戦国時代ものはよく見ますが、平安時代ってなんだか斬新です!
光源氏よりも現代の光琉の方が色っぽい気がして、個人的に好みでしたね。
この後どうなるのか、なぜ入れ替わったのかがまだわからないので、早く続きが読みたくて仕方がないです(笑)
源氏物語が好きな人はぜひ読んでほしいです!
平安時代の風習や、服装を見ることができるので、そういう意味でも楽しめるかもしれません。
もちろん源氏物語がわからない人でも、現代との話が入り混じっているので、安心して読めますよ。
いつもと違うストーリーを楽しみたい方はぜひ読んでみてください!