漫画の形をしたナイフ!この漫画を一言で表すとこんな感じです。
アラサー女子の痛いところにグサグサ突いてくる「東京タラレバ娘」
その内容について紹介させていただきます。
主人公の倫子(りんこ)は脚本家。表参道のビンテージマンションに事務所をかまえている30歳オーバーのキャリアウーマン。
高校時代からの友人の香(かおり)は表参道でネイルサロンを経営しており、同じく高校時代からの友人の小雪は実家の居酒屋で働いている。
3人は何かにつけて「女子会」と称し小雪の居酒屋で飲んでいた。
ある日、倫子は昔一度告白された男、早坂に「話がある」と食事に誘われる。
かつては田舎っぽさが残りダサかった早坂も、今では立派なプロデューサー。
倫子は「もう一度告白されるかも?!」と期待に胸をふくらませ食事会に挑むが、早坂から「倫子さんのアシスタントに告白しようと思っている」と相談される。
肩透かしにあった上、若い女子に負け、傷心の倫子。恋も仕事もうまくいかない!
いつものように女性3人居酒屋で飲んでいると、その場に居合わせた謎の金髪美青年に「いい加減うるさいよ、このタラレバ女!」と一蹴されてしまう。
タラレバばかり言っていたらこんな歳になってしまった。
そしてどうやら私たちにはもう時間がないらしい…。
この漫画、流行っているからと気軽な気持ちで読んだら、いきなり喉元に短刀を突きつけられました!
私もアラサー独身女性なのですが耳が痛いセリフがメガ盛り。
「30代は自分で立ち上がれ!もう女の子じゃないんだよ、おたくら」「つまんない男と結婚した同級生を憐れんで、合コンばかりやっている若い女の子たちをバカにして、30を超えた私たちはいつもベンチの中から見物して偉そうなことばかり言っていた」…
え、これ私のことですか?!
主人公たちの境遇が、身の回りの女性達と重なり、見ているうちに目から涙が出そうになります。
少女漫画の中でぬくぬくと育ってきた私たちへの警告なのでしょうか!?
本気で結婚したいと考えるアラサー女性は絶対読んでほしい漫画です。