綺麗な表紙やタイトルから、そこはかとなく匂うファンタジーな雰囲気に惹かれてDLを決めました!
主人公の小鳥遊(たかなし)唯自身というより、小鳥遊本家筋は代々早死にしてしまう謂われがあり、周りからも嫌われています。
しかし、土地やお金はあるらしく、分家の者たちは血筋を途切れさせないように、と唯にお見合いなどさせているようです。
もうこの時点で私の中のファンタジー好きの血がたぎります(笑)
これは先祖に何か秘密があるに違いない!
友人と別れた帰り道、一人の男に襲われてしまい、もうダメだという時、ひとりの男に助けられました。
突然キスされたかと思ったら、彼には耳と尻尾が…!流石ファンタジー!
助けてくれた彼、この時は名前はなく、唯がナツと名付けました。
ナツの正体は主の命を受けて小鳥遊家の因縁を断ち切るためにきた狛犬で、唯を守る者。
このナツ。力を発揮するには唯にキスしたり、体を舐めるなどして力を得ることができるようです。
体を舐めるだけじゃなくて、エッチな事したら、きっともの凄い力が得られるに違いない(笑)
ナツに出会った時を境に、唯の日常は変化していきます。
ストーリー的にはエッチシーンが決して多い訳ではないのですが、唯とナツが一緒に過ごしていくうちに、いつの間かかけがえのない存在になっていく流れや心情がたまりません!
小鳥遊家についてや、ナツが何故唯を守る事になったのかなど、色々と明かされていく真実もあり、どんどん読み進めていきたい気持ちになりました!
そしてさらに必見なのはラストの唯とナツの甘いエッチ♪
大変な事も辛い事もあった分、とっても幸せそうな二人に思わず頬が緩みました♪