「女の子なんだから…」誰かにそう言われて、窮屈に感じたことはありませんか?
私、神崎はあります。やっと社会人になったと思ったら、結婚だの子どもだの言われるようになって、ついつい「うるさーい!」と言いたくなってしまうときが…(苦笑)
今回ご紹介する「女なのでしょうがない」は、目指す生き方・働き方・恋愛観がまったく異なる…不器用な女性たちの、それぞれの生き様を描いた物語。
アラサー女子の切なさが身にしみる、味のある作品です。
「31歳未婚女の価値なんて、もう自分では見出せない…」
と、女であることにコンプレックスを抱き、仕事に生きようとする管理職の美希(31)
「身長169cm、つり目のAカップ」
女としての自信をなくしているが、実は少女マンガに憧れる君島(29)
そして、「持っているのはGカップと穴だけ」
男に媚びて日々をやり過ごす風間(23)
注目したいところは、ふとした瞬間の女性のしぐさだと思います。
部屋でおもむろにカップ麺をすすったり、トイレでがに股でストッキングを下げていたり…
女性作者だからこそ描ける、1人きりの空間での素顔に、「あるある~!」ともなりますし、クスッと笑ってしまいました。
この先生の絵柄だからこそ、現実味があっていいなと思います。
…こんなリアルな姿、絶対に見られたくないですけどね(笑)
また、同年代の方なら共感できるところが多いのもポイント高いなと感じました。
「私も優しくされたい、このままの私を愛してほしい…」わたしもそう思いますもん。(笑)
3人の主人公たちは、それぞれかなり偏った考えをもってはいますが、要所要所で表れる「こじらせ女子」っぷりに、つい感情移入してしまう方も多いのではないでしょうか。
「女」というものにとらわれている3人の関係性がどうなっていくのか、それぞれの恋愛の行方は…彼女たちは幸せになれるのか?
続きが気になり、一気にDLしてしまいましたが、ネタバレは控えておきます。
愛すべき不器用女子たちの行く末は、あなたが見届けてあげてくださいね♪
今年、新入社員として入社した神崎です!
チャットや梱包など、いろいろなことを少しずつ覚えはじめているところです♪
最近は少女漫画よりも大人のせつないお話が好きでよく読んでいます。
なにかおすすめがあれば、ぜひ教えてくださいね~!