本崎月子先生のキレイな表紙に惹かれ、【単話売】もあったのですが、
せっかくなので、1冊でたっぷり読める単行本版を手にしてみました!
正直、なかなか他人のセックスを見てしまう…なんてことはないかと思うのですが、
この作品の主人公・唯は、残業帰りにたまたまオフィスでセックスを見てしまい…という
シチュエーションから始まります。
唯は真面目で、両親が公務員ということからしつけも厳しい。
異性については「簡単に身を崩すな」という教えから27歳で処女。
そのため、性…それこそセックスに関しては免疫もないのに
他人のセックスを見てしまう…というなかなかなハードモード。
さらにはその覗いていたところを同期の相澤に見られてしまう。
その後、処理能力が追い付かず、ハッと気づいたら休憩室におり、
「結構あいつらのセックス見てたよね。やらしーんだ」
と、相澤にキスをされます。
そのまま休憩室でエッチをするのか…というところで
唯が処女だという事がわかると、やめる、という選択肢はないのか
相澤の家に行く事に…。
逃げようと思えば逃げられたのに、
唯はもっと触られたいという欲望には逆らえません。
本崎月子先生のエッチシーンは、この作品については
唯が処女設定だからなのか丁寧に書かれており、
自分がまるで初体験をしているかのような錯覚をしてしまいそうになります。
カラダから始まるような関係に見えますが、
相澤は元から唯が好きだったようなので、結果オーライ♪ですね(笑)
この作品、唯が心身ともに強い事もあり、
普段ならハラハラしてしまうシーンも
笑えてしまうコメディ要素もあるので安心して(?)見る事ができます。
相澤の「しっかり調教してオレから離れられないようにするから」という言葉の通り
どんどん可愛くエッチになっていく唯も必見です!
言葉攻めやマイルドな調教の雰囲気を楽しみたい方にはピッタリの作品です!