悪い男に女は惹かれるもの。
悪い男に導かれ、罠にはまり、恋に落ちる。そんな映画のような漫画をご紹介いたします。
主人公のヒカリは、母親に先立たれた孤独な少女。異国の恋人と撮影した、若かりし頃の母の写真を眺めては「いつかはそんな恋がしたい」と憧れています。
そんなヒカリには年上の優しい恋人「松木さん」という存在が。
イタリアに住む松木さんの両親に挨拶に行くということで、ふたりで初めての海外旅行にやってきます。
「大人の社交場だよ」と、イタリアでひかりをカジノに連れてきた松木さん。
しかし、そこで迷子になってしまったひかりは怪しい男たちに捕まってしまいます。
「お前はマツキに借金のカタに置いていかれた」と、暗い部屋に連れ込まれたひかり。
わけのわからないまま二人掛かりで服を脱がされ、媚薬を塗り込まれてしまいます。
戸惑い泣き叫ぶひかりを助けに来たのは、昔の写真に写っていた母の恋人と瓜二つの男、マフィアのボスでネロと呼ばれる男でした。
ネロの豪邸に連れて行かれるものの、媚薬が効き、震えが止まらないひかり。
「我慢しないほうがいい、このままじゃよがり狂うぞ」と処女のひかりを気遣いながら、手と口でひかりの快感を引き出すネロ。
決して処女を奪うでもなく優しく愛撫するこの男…波のように押し寄せる初めての快感…ネロ、あなたは何者なの?!
この漫画、悪い男がすごく魅力的に描かれています。
マフィアのボス、ネロはもちろんですが、個人的には松木さんの悪さもたまらない。こういう紳士的な顔をした悪い人って、きっといるんだろうなぁ…!
物語のテンポも良く、1巻を読んでしまったが最後、ぐいぐいと読み進めてしまいます。
細かなキャラクター設定、感情の描写、刺激的なエッチシーン、どれをとってもパーフェクト。
完成度と刺激の高い漫画を探しているあなたに、おすすめの漫画です。