タイトルを見て、「JK」は女子高生だとわかりましたが、「P」がなんだかわからずに、思わずタップ。
表紙をよく見ると「なるほど、ポリスね!」と納得しましたが、女子高生と警察官は禁断の関係というイメージですよね。
この恋愛はうまくいくのか!?と気になってしまい、読んでみることにしました。
女子高生のカコは、親友の姉に人数合わせで誘われた合コンに女子大生のフリをして参加。
そこで出会った功太といいムードになりつつも、女子高生であることがバレてしまいます。
その後、功太は警察官ということを知りますが、カコの功太への想いは募るばかり。
年齢差、職業的な問題…乗り越える壁は大きいですが、この禁断の恋は成就するのでしょうか…?
元気いっぱいのフレッシュな片思いに全力で立ち向かうカコを見ていると、なんだか恋愛をしたくなってきます。
冷静に考えると、同意があったとしても、警察官が女子高生と交際することは倫理的にNGかな、と思うのですが、真剣に恋をするカコを見ると、「いいじゃんいいじゃん、付き合っちゃえ!」と思えてくるんですよね。
印象に残ったのは、2話の前半で功太に避けられているカコがとった行動。
ウサギのぬいぐるみをかぶって近づく姿は、バレバレなのにほほえましくて思わず吹き出してしまいました。
しかしその後の展開は、ほろ苦い青春を感じさせる、胸の痛むシーン。
「頑張って!」と思わず言ってしまいたくなる、切ないシーンは、ぜひ共感してほしいですね。
今片思いの恋をしている人は、元気と勇気をもらえるので、ぜひ読んでほしいですね。
あと、しばらく恋をお休みしている方も、恋のドキドキや切なさを思い出させてくれるので、恋のスイッチになるかも。
若いころに経験した、全力の恋をもう一度感じることで、改めて「恋って素敵!」と実感できるんじゃないかなと思います!