男性からの溢れんばかりの愛情を感じる、激しいエッチ漫画を読みたい!と思ったのがこの作品を選んだきっかけでした。
タイトルの「監禁するほど愛してる」はまさに、私が求めていた作品そのもの!
監禁をテーマにした作品は、自身に置き換えて読むのは少し抵抗があるかもしれませんが、「こんなことをしてしまうほど、私のことを愛しているんだ」と、その狂気を受け入れて読むことで
いつもとは違う快感を味わうことができますし、漫画だからこそ日常では味わうことのできない刺激的な体験をしてみたいと思い、ダウンロードしました。
物語は主人公の相沢宮が東亮介に告白され、付き合うシーンから始まります。
初めての彼氏に心浮き立つ主人公。
しかし、「亮介と別れろ」という差出人不明のメールが着替えを盗撮した写メと共に送られてきたり、痴漢にあったりと、亮介と付き合ったことで、数々の脅迫を受けるようになります。
大好きな彼には心配をかけたくない…。
恐怖を感じた主人公は幼馴染の雅人にそのことを相談します。
幼馴染の雅人は年上でありながら、困ったときにはいつも救いの手を差し伸べてくれる、宮が最も信頼している相手。
ここからはネタバレになってしまうのですが(といっても、内容紹介に書いてあるので問題ないはず!)、主人公の宮を脅迫していたのは、雅人だったのです。
亮介と別れさせたいのに、一向に別れようとしない宮を見て、雅人は「最初からこうすれば良かった」と、手錠をかけ、監禁します。
監禁というシチュエーションには多少なりとも恐さを感じるものですが、「好きな人を独り占めにしたい」「自分だけを見ていてほしい」という想いは誰しも少なからず持っているもの。
普通は好きな人に恋人ができたと知ったら、自分の気持ちを押し殺して応援したり、別れるのを待ったりしますが、それができず、好きな人を自分のものにしようとした結果、「監禁」してしまった雅人。
そんな雅人の想いは意外にも理解することができますし、雅人にどれだけ抱かれても心は大好きな亮介のもの。
という宮の一途さにも共感することができます。どちらの気持ちもわかるからこそ、様々な角度から楽しめる作品だと感じました。
ちなみに、この作品のエッチシーンは超濃厚!目隠しやお風呂、野外、ラブグッズなどなど…
優しさはないけど愛を感じる無理矢理エッチの数々に興奮せずにはいられません。
ちょっとやりすぎかな?と思うシーンも多々ありますが、これも宮を愛するが故の行動だと思えばすっと受け入れることができまし、物語を盛り上げるスパイスになります。
どんな風にして物語が終わるのか予想しながら作品を読み進める方も多いかと思いますが、この作品はその予想大きく上回る、意外な結末を迎えます。
そのため、読み終わった後にもその余韻に浸ってしまい、最終話をもう一度読み直してしまったほど!
全12話という分量は、寝る前の読書にちょうど良い長さです。
「普通のイチャラブでは物足りない」「自分を思ってくれる誰かに、めちゃくちゃにされたい」そんな方は、刺激がいっぱい詰まったこの作品を読んでみてくださいね!