みなさま、こんばんは!LCスタッフの外村です。
最近、帰宅途中の電車のなかや家までの道で、制服を着て仲睦まじく手をつないで歩いてらっしゃる学生(高校生くらいでしょうか…?)を見かけることが多くなりました。
その姿を見て、思うことはただ1つ。
「…ああ、もう一度青春を謳歌したい…!」です。
ちなみに、私の高校は女子高だったので、放課後の制服デートや文化祭準備でドキドキ☆ということはありませんでした!
(一部の女子はそういった青春を謳歌していたようですが、私は部活三昧だったのです…。)
そこで今回は、なんとかもう一度、青春気分を味わいたいと思い、タイトルからして青春を思わせるこちらの漫画を読むことにいたしました。
それでは、簡単にあらすじをご紹介いたします。
親の都合で、夏休みの間だけ田舎の祖母の家に住むことになった主人公・理緒と弟・颯太。その田舎で出会った男の子・吟蔵(ぎんぞう)は硬派で少しイジワルだけど、何かと助けてくれるのです。
だんだんお互いを意識し始める2人でしたが、「理緒は東京に帰ってしまう」という事実がいつもつきまとい、なかなかあと1歩が踏み出せません。
そんなじれったい距離感の2人でしたが、花火大会デートで2人の距離が縮まる出来事が。
浴衣を着ている理緒が転びそうになるのを吟蔵が咄嗟に支え、「はぐれるなよ」と手をつなぐのです!さらに、「花火がよく見える穴場スポット」で2人きりになり…!?
なんという王道なシチュエーションでしょう…!
制服や文化祭こそ登場しませんが、「夏休みが終わったら会えなくなる」「友達以上恋人未満」など青春を味わうのに欠かせない要素がたくさん散りばめられています。
特に、理緒と吟蔵の距離感を表す描写が絶妙なので、もう一度青春気分を味わいたい方だけでなく、今まさに謳歌中の方にもぜひ読んでいただきたい作品です。
…ここだけの話ですが、私個人としては、理緒の弟・颯太くんに底知れない可能性を感じています。
彼は、夏休み中ずっと田舎にいるせいでどこにも行けないんだよ!?という姉に、「某有名近代文学作家の全集をゆっくり読む時間ができてうれしい」と答えるのです。
大物になる予感がします。
制作スタッフの外村です。現在、漫画脚本の書き方を勉強中で、お客様に「面白い!」「もっと読みたい!」と思っていただけるような漫画を作れるように頑張ります!
小さい頃から小説や漫画を読むと寝食を忘れて没頭するタイプでした。誰かに自分が好きな作品をオススメするのも大好きなので、日々、情報を収集しています。