私はゲームをするので、タイトルの「GAME」に惹かれました!
極めつけはあらすじの「君の処女をかけて」って、なんだか結果が見え隠れを感じつつも、やはり気になるのでダウンロードします!
主人公のひよりは初カレの浮気現場を見てしまった上に処女だからという理由で振られるシーンから始まりました。
落ち込むひよりに友人の瞳や幼なじみの慎吾は励ましてくれ、瞳に関しては食事に誘ってくれます。
そこで出逢うのが賭けの相手である漆原。
漆原は心理学を勉強しているみたいで、なんだか見透かされてしまいそうですね…。
不思議男子、とあったので、言ってる事がどっか斜め上の発言ばかりかと思ったのですが、かなりまともな気が…。
むしろ頭の良すぎる人の発言のよう!と私は思いました。
これは私が心理学を勉強した事がないから、そう思ってしまうのでしょうか…!?
食事会という名の合コンで出会い、その帰り道、漆原に送ってもらう事になったひより。
今はまだ男の人と一緒にいるのが怖いと感じるひよりに対し、漆原は「彼は本当にキミの事が好きだったの?」と。
そこへタイミングが悪く、元カレが登場して…。
元カレに対してひよりを庇う漆原に、嬉しくて涙を流す。
そんなひよりを気に入った漆原は急にキスをし一言。
「僕とゲームをしよう」
その一言により、ひよりは漆原との「GAME」がついに始まりました!
何でも完璧にこなすかと思っていた漆原ですが、野菜が嫌いだったり、女性からの猛烈なアプローチが苦手だったり、普段とのギャップも垣間見えてニヤニヤは止まらない!
漆原の発言の数々に翻弄されながらも、だんだん気になっているひより。
正直私はただの幼なじみ枠だと思っていた慎吾からのアプローチに驚きました(慎吾…ごめんなさい…)
しかし、ひよりは自分の気持ちを整理し、漆原が好きだと気づきます。
漆原の友人に教えて貰った家に向かうとそこはあの元カレのマンションで…。
あれ?ということは、漆原はひよりに直接会う前から知っていたという事では?
これはよもや…もしかして、もしかしなくても…?
など、妄想してしまいます♪
漆原が心理学を学んでいる、という事もあり、心理戦(という心理ゲーム?)に近いものもあったり、タイトル通りひよりと漆原の「GAME」が楽しめました!
賭けのゲーム結果は…わかりますよね(笑)
ストーリー上、エッチシーンになりそうで、寸止め的に止められてしまい、やきもきするシーンを乗り越えた後に待っていたのは、ゲームクリアというなのドキドキなエッチシーン!
ひよりはすっかり漆原から抜け出せなくなりましたね!
話のテンポもよく、楽しく読めました♪