ラブクラフトガールは、本を読むより先にDVDを観て内容を知っていました。
女の子がラブグッズを扱う会社だとは知らずに入社!なんて他にはないストーリーに興味が湧いてしまい…。DVDを観終わったあと、原作が気になり「映画ではシーンになかったけど、原作にはエッチな描写があるかも?!」なんて期待をしつつ、電子書籍をDLしました。
私のようにラブグッズの会社で働く女の子の話=エッチな作品と思っている方は、少し期待はずれかもしれません。
この作品は、ラブグッズという特殊な商材を扱っているものの、ストーリー自体はバリバリのオフィス系。体育会系のにおいさえ漂います。
ただ、登場人物やストーリー展開が映画(DVD)とは異なるため、漫画を読んだ方は映画を、映画を観た方は私のように原作を読んでみるのもオススメです。
最近ではグッズだけでなく、アダルトビデオや動画なども女性向けのものが増えてきています。
そこで働く女性はどのような想いでその仕事に従事しているのか、その裏側を垣間見ることができるこの作品は、そうした業界で働く人たちへの偏見を取り除いてくれました。
実際にラブグッズを扱うLCの現場をモデルにしているそうなので、スタッフの方が本当にこうした気持ちを持ってお仕事をされているのなら、本当に素敵な職場だと思います。
ただ、冒頭にも記しましたが、ラブグッズというからにはエッチなシーンも期待していたので(笑)もう少しエッチ描写やドキドキするようなシーンがあるとよかったです。
ラブグッズの商品開発の裏側を知りたい、こうした会社で働いている女性の気持ちを知りたい!という方にオススメの作品です。
また、この作品を読んでからLCのお店を覗くと、これまでとは違った見え方ができるので、普段からLCでお買い物をされている方も一度、手に取ってみてはいかがでしょうか。