まずは、表紙とタイトルで選びました。表紙のふたりのもせつなげな印象で、「だんだか最近キュンってしていないなー」と思い、読み始めました。
16歳というちょうど恋愛にも興味を持ち始めた時期で、「青春時代」を思い出したいと思いました。
小さいころから幼馴染の主人公、華と暖(はる)。今まで暖のことをただの友達としか思っていなかった華。
ある日の放課後、練習で遅くまで残っていたことを知らずに、入口を閉められ、込められてしまう。学校のプールサイドで2人きり夜を明かすことに。
昔から女の子らしい顔立ちで意識していなかった華もいつのまにか男らしくなった暖を意識しはじめ…キュンとなるような秘密の夜がはじまります。
暖の華を一途に思う気持ちを思うとなんだかせつない!
華はなかなか暖の気持ちに気づかないのですが、時折みせる暖の態度にドキッとします。
顔立ちも女の子らしくとても優しい暖ですが、その優しさの中にみせる男らしさがとてもいいです!
エッチなシーンはそこまでないのですが、幼馴染が恋人になる瞬間のどきどきや初々しさにキュンとなります。
エッチのシーンは、さっぱりと書かれているので、中には物足りないと思う人もいるかもしれません。
純粋な高校生の恋愛や最近キュンとしていないなーと感じている人におすすめです。