こんばんは!電車の中で可愛い女子学生を見つけるとちょっと嬉しい松タケ子です!
女子学生ファッションが寛大になっていく中、清楚なナチュラル美少女を見つけると、お宝発見気分。
さて、そんな清楚な女子学生への妄想を静かに打ち砕いてくれた作品が「ボクらの嘘と恋」
大人と子どもを行ったり来たりしながら、今を繊細に生きる学生の群像劇です。
聖女のように憧れられている美少女はオレの幼馴染で彼女。
爽やかカップルと噂されているけれど、ヤルことはやっているし、ヤっている最中の聖女はちょっとエゲツない。
親友の大病院の御曹司は、兄の婚約者に恋してる。そんな中、オレたちを弄び始める幼馴染のお姉さん。
それぞれがそれぞれの狙いのため、若いカラダをフルに使って、未熟な心との折り合いをさがし始め…
「けしからーーーーーーん!!」
本作、不純異性交遊が過ぎます!
女子学生の弱みを握ってカラダの関係を結ぶ女教師。
姉をつなぎとめるために姉の身代わりに医師を誘惑するナース。
若者だけでなく大人も人間らしくて本能に負けまくりで、けしかりません!
登場人物たちが、カラダの関係でしか人間関係を結べないから…もう男女見境なく溺れていきます。
特に主人公の親友が、兄の婚約者を兄から奪おうともがくさまは本当に痛々しい。
学生に振り回されて、体を駒にするナースや体を差し出す先輩…どうしてこの子は、人を痛めてでないと大人になれないのかしらと、読んでいるこちらが悲しくなります。
本作は若者が、体と体で痛みを知り、何かを得て何かを捨て、少しずつ大人になっていくその短い期間を丁寧に切り取った、Hと心理が絡み合う上質な映画のような作品です。
人間の本能に溺れてしまうイケナイ一面にゾクゾクしたい方は、ぜひご覧ください。